「うもれあ」令和7年10月18日 OPEN
津南町埋蔵文化財センター
「うもれあ」が
この秋オープン致します
総合展示室
世界に類をみない多雪環境のもと
およそ3万年前から津南町で
営まれた歴史文化を
紐解き展示します。
第2展示室
国指定史跡である沖ノ原遺跡の
竪穴住居を原寸で復し
約 5,000年前の当時の暮らしを
体感できるほか
各時代ごとの展示、鈴木牧之の
『秋山記行』から読み説く
近世・近代民俗史も見どころです。
第3展示室
そのほかに、苗場山麓ジオパークのビジタースペースや休憩スペースもあります。

「うもれあ」令和7年10月18日 OPEN

名称
津南町埋蔵文化財センター
"うもれあ"
所在地
〒949-8311
新潟県中魚沼郡津南町中深見甲2348
TEL/FAX
025-755-7011
E-mail
info@tsunan-maibun.jp
開館時間
9:00~17:00
(最終入館 16:30)
休館日

4/1~11/30 →
月曜(祝日の場合は翌平日)

12/1~3/31 →
土・日・祝日、年末年始

入館料
無料

津南町埋蔵文化財センター「うもれあ」の紹介

津南町埋蔵文化財センター設置の目的は、これまで水田や道路をつくる際の工事に伴って実施された発掘調査による土器などの出土品や記録図などの「収蔵・保管」です。
合わせて出土品を展示し、津南町の歴史文化を知ることができる施設となり、農と縄文の体験実習館とも連携して、社会教育施設としての役割も持ちます。
元々、中津小学校だったこの施設は秋山郷へ向かう途中に位置することから、町を訪れた人々が見学してから町内を巡るビジターセンターとしての機能も果たし、観光的側面も担っています。
多くの出土品は、津南町の歴史の豊かさの一端を示すものです。これを恒久的に保存し、未来の子どもたちの学習の場として役立てていく大切な役割が『津南町埋蔵文化財センター「うもれあ」』です。

1階 エントランス

1階の、エントランスには、苗場山麓ジオパークの紹介やミュージアムショップが置かれています。苗場山麓ジオパークの紹介ブースでは、雪の降る仕組みや湧水、苗場山麓の四季折々を紹介しています。民俗学やジオ、エコに関わる文献を収蔵する書棚や地域のかたから寄贈された考古資料なども展示し、地域のみなさまが集い、また本にも触れることができる憩いのスペースとなっています。
【1F 図書室”うもれあ”】
津南町に寄贈されたおよそ3万5千冊の全国の遺跡発掘調査報告書のほか、考古学、歴史学、民俗学、植物学、地質学などの専門書・図書を自由に閲覧することができます。
※図書の貸し出しは行っておりません。

2 階 展示エリア

2階の教室は講堂と展示機能を持ち、体育館は、全てを展示スペースとして、来館者に見ていただく場所になります。

第1展示室、第2展示室、第3展示室では、縄文時代草創期・中期・晩期の紹介を行っています。
ここには、国重要文化財の本ノ木遺跡出土品や堂平遺跡出土の火焔型土器・王冠型土器も展示します。

体育館展示室では、津南町の歴史や地形、生態を知ることができるます。
苗場山麓の大地の成り立ちや動植物、縄文人たちが暮らし、利用していた自然資源について紹介しています。
そして、旧石器時代から縄文時代、弥生時代、古墳時代、古代、中世までの歴史の流れを埋蔵文化財を通して、観ることができます。
さらに、史跡沖ノ原遺跡第1号住居跡を原寸大で再現しております。
特に複式炉は、遺跡から型取りしたものを設置しています。
原寸大の史跡沖ノ原遺跡第1号住居跡
『北越雪譜』で有名な鈴木牧之
さらに、『北越雪譜』で有名な鈴木牧之の『秋山記行』を読み解き、昔の人々の生活や文化を通して、秋山郷の紹介も行っています。

2階の展示エリアまでは、エレベーターがございますので、車椅子のかたもご見学いただけます。



3 階 収蔵エリア

旧中津小学校の教室をそのまま残し、3階は、埋蔵文化財・古文書・絵画を収蔵しています。
  • 3階収蔵エリアの一般公開はしておりません