縄文時代中期という時間は、5,500~4,500年の約1,000年間である。中期を代表するのが火焔型土器である。この火焔型土器や王冠型土器を構成する馬高式土器は、その前段階にある「五丁歩式土器」を祖形として発展・形成したと考えらえる。
この五丁歩式土器や馬高式土器は、非縄文施文土器としての共通点がある。しかし、馬高式土器が終焉して生まれた「栃倉式土器」は、区画された枠の中に縄文などの文様を充填する新しい土器表出技法が現れる。
五丁歩式土器-馬高式土器-栃倉式土器は、「渦巻き」の文様という大きな共通項があり、その雰囲気が似通っていることから、その全体を「火炎土器様式」として理解する場合もある。

(堂平遺跡 国指定重要文化財)
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(堂平遺跡 国指定重要文化財)
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参考文献
佐藤雅一ほか 2014 『魚沼地方の先史文化』 津南町教育委員会

