中期末葉土器群

中期末葉とは、大木式土器に対比するならば大木10式土器に並行する時間幅に当たる。大木10式土器の捉え方は、研究者によって違う。この10式土器の新旧様相をすべて中期の時間幅で考える研究者と、関東地方の称名寺式土器を基準に分類する研究者がいる。後者の考え方では、大木10式土器の古相を中期末葉に配置し、新相を後期初頭に置く。この時期に「沖ノ原Ⅱ式土器」があることから、沖ノ原Ⅱ式は、中期末葉の土器群と後期初頭の土器群に分類されている。
大木10式土器の分類 
新潟県考古学Ⅲ 表5を一部改変
上野スサキ遺跡 (沖ノ原Ⅱ式土器)

参考文献

佐藤雅一ほか 2014 『魚沼地方の先史文化』 津南町教育委員会
寺﨑祐介ほか 2019 「4項中期」『新潟県の考古学Ⅲ』 新潟県考古学会