はじめに
津南町埋蔵文化財センター設置の目的は、これまで水田や道路をつくる際の工事に伴って実施された発掘調査による土器などの出土品や記録図などの「収蔵・保管」です。
合わせて出土品を展示し、津南町の歴史文化を知ることができる施設となり、農と縄文の体験実習館とも連携して、社会教育施設としての役割も持ちます。
元々、中津小学校だったこの施設は秋山郷へ向かう途中に位置することから、町を訪れた人々が見学してから町内を巡るビジターセンターとしての機能も期待され、観光的側面も担うことが期待されます。
多くの出土品は、津南町の歴史の豊かさの一端を示すものです。
これを恒久的に保存し、未来の子どもたちの学習の場として役立てていく大切な役割が「津南町埋蔵文化財センター」です。
「うもれあ」の名称
“うもれあ”は「埋もれている文化財」、 「rea1(リアル、現実)」、 「Rare(レア、貴重な)」、を合わせた 埋蔵物を意味する造語です。 「昔の貴重な埋蔵文化財から様々なことを学び、今に活かすイメージ」がこめられています。
これまでの経緯
- 平成30年度
- 基本計画
- 令和元年度
- 実施計画および一部内装撤去工事
- 令和2年度
- エレベーター棟設置工事
- 令和3年度~
- 校舎棟・体育館内装撤去、整備工事
- 令和5年度~
- 校舎棟・体育館展示工事
- 令和6年10月
- 愛称公募 “うもれあ”に決定
- 令和7年度10月18日
- 開館
旧中津小学校の改装工事は、文化庁の埋蔵文化財センター整備補助金を活用して行われました。令和元年から令和4年度までの4年間は、内装の撤去、給食棟を解体し、その跡地にエレベーター棟を建設しました。さらに、不特定多数のお客様が来館することに対応するために消防法や建築基準法を満たすための工事が進められ、 令和5年度からは、収蔵、展示に向けて最低限の収蔵棚、展示ケース、展示台、展示壁の工事が行われました。 特に国の重要文化財に指定されている本ノ木遺跡出土品や堂平遺跡の火焔型土器・王冠型土器を展示するためのケースは、文化庁の基準を満たしたものである必要があり、協議を重ねて作成されたものです。
旧中津小学校の改装工事は、文化庁の埋蔵文化財センター整備補助金を活用して行われました。令和元年から令和4年度までの4年間は、内装の撤去、給食棟を解体し、その跡地にエレベーター棟を建設しました。さらに、不特定多数のお客様が来館することに対応するために消防法や建築基準法を満たすための工事が進められ、 令和5年度からは、収蔵、展示に向けて最低限の収蔵棚、展示ケース、展示台、展示壁の工事が行われました。 特に国の重要文化財に指定されている本ノ木遺跡出土品や堂平遺跡の火焔型土器・王冠型土器を展示するためのケースは、文化庁の基準を満たしたものである必要があり、協議を重ねて作成されたものです。
施設情報
- 名称
- 津南町埋蔵文化財センター”うもれあ”
- 所在地
- 〒949-8311
新潟県中魚沼郡津南町中深見甲2348 - TEL/FAX
- 025-755-7011
- info@tsunan-maibun.jp
- 開館時間
- 9:00~17:00
(最終入館 16:30) - 休館日
4/1~11/30 →
月曜(祝日の場合は翌平日)12/1~3/31 →
土・日・祝日、年末年始- 入館料
- 無料
ロゴについて
- ロゴマークについて
- 「縄文土器の渦巻き文様」・「移植ごて」・「∞」を組み合わせました。
∞の形には「津南を伝え、未来まで残していく」という意味を込めております。
- ロゴタイプについて
- シンプルなゴシック体を使用しました。
少し角が取れて丸みを帯びた形は土の温もりを表現しています。
「umorea」の「e」は渦巻きになっております。
- 全体のトーンについて
- 誰からも受け入れられやすいシンプルなトーンにしております。
- 色について
- 「土器」や「大地」を思わせる茶色を採用しました。