考古学旧石器時代– category –
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第Ⅲ期石器群 隆盛期の遺跡
人々の活動痕跡が残された場所が遺跡である。生業活動を背景に残される活動は、その目的によって多様である。また、活動は移動しながら点々の残されたと推定されるが、それらは連鎖的な活動である。すなわち、残されている小規模な活動痕跡の同時性があ... -
石器の使い方を探る-使用痕研究-
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第Ⅲ期石器群 終焉期の遺跡
第Ⅲ期石器群は、原則「杉久保系石器群」であり、杉久保型ナイフ形石器と神山型彫器がセットとして存在する。しかし、第Ⅲ期古段階とした初源期では、神山型彫器に斜断ナイフ形石器がセット化する。斜断ナイフ形石器は、素材剥片の打面を残す特徴がある。... -
第Ⅳ期石器群
狩猟用刺突具に変遷史の中で第Ⅳ期を考えた場合、その剥離技術の獲得や形態的安定性などから最終段階の刺突具として両面加工の尖頭器の出現期として評価される。 中津川右岸に広がる貝坂段丘面で発見された道下遺跡は、第Ⅳ期を代表する石器製作跡の遺跡...