各展示物詳細– category –
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考古学縄文時代草創期
山内清男の研究
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考古学縄文時代草創期
本ノ木論争の背景と展開
1.芹沢長介の研究2.本ノ木論争の背景3.本ノ木論争の行方1.芹沢長介 1919年に静岡で生まれ、2006年に逝去された。考古学を学ぶために明治大学に入学し、相沢忠洋と出会い、共に群馬県の岩宿遺跡発掘調査に従事、1万年以上前の打製石器を発掘し、日本に旧石... -
考古学縄文時代晩期
縄文時代後期中葉から後葉の土器群
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考古学縄文時代晩期
縄文時代晩期の土器群とその周辺
一般的には、新潟県は東北地方の大洞式土器文化の南端であると認識されてきた。少なくとも蒲原平野南端部の長岡市や小千谷市近郷は、大洞式土器文化に南端と考えていいであろう。しかし、その中にあっても渡邊裕之が提唱した「朝日類型」が物語るように... -
考古学縄文時代中期
森に住む縄文人-雪の中の暮らし-
環境と縄文人の関係は、重要な問題である。1.4万年もの長い時間を保有する縄文時代は、地球時間で起こる静かな気候変動を幾度となく経験した。少なくとも、寒冷環境から温暖化への段階的変化、特にヤンガー・ドリアス期と呼ばれる「寒の戻り」や、日本海... -
考古学縄文時代晩期
集落規模と配置
1.4万年という時間の中で、静かに気候は変化し、それに伴う自然環境も変化したと推測される。縄文人の活動は、移動性の高い生活様式から定住性の高い生活様式に変化したと考えられている。その変化の中で、自然環境への適応としての生業活動と食環境の変化... -
考古学縄文時代中期
堂平遺跡の周辺環境
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考古学縄文時代晩期
円形竪穴住居跡と掘立建物跡
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考古学縄文時代中期
中期中葉土器群
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考古学縄文時代晩期住居の構造
「跡」である柱穴と炉、そして、竪穴の平面形態や深さから、どのように構造体としての住居を考えるかは難しい。 このたび中期の竪穴住居と晩期の竪穴住居の構造検討を進めた。あちこちで建設された復元住居を観察して気が付くことは、人力で作り上げら... -
考古学縄文時代中期
中期後葉土器群
ここで中期後葉と呼ぶ時間幅は、関東地方とは異なる規準で時間幅をくくる。その背景には、時間以外に文化変化を想定した時間幅があり、古くから新潟県で使用されてきた時間幅である。東北地方の大木式土器に対比するならば大木9式の時間幅を指す。土器の様... -
考古学縄文時代晩期
石棺墓に見る晩期の精神社会
埋葬形態には、身体を曲げて埋葬する「屈葬」(第1図:縄文時代中期佐渡市堂の貝塚)と体を伸ばした状態の「伸展葬」がある。正面ヶ原A遺跡は、東西に分かれた墓域が検出された。その墓は、配石遺構(上部構造)と埋葬土坑(下部構造)で構成されていたと...

