各展示物詳細– category –
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考古学縄文時代中期
中期末葉土器群
中期末葉とは、大木式土器に対比するならば大木10式土器に並行する時間幅に当たる。大木10式土器の捉え方は、研究者によって違う。この10式土器の新旧様相をすべて中期の時間幅で考える研究者と、関東地方の称名寺式土器を基準に分類する研究者がいる。後... -
考古学縄文時代晩期
水辺に立地する竪穴住居跡群
崖線から湧き出る大清水の豊富な水が流れる小川の岸辺に、竪穴住居群がまとまって検出された。集落全体から見るならば東端に当たる場所である。右岸の竪穴住居群が立地する平坦面は、小川の流れに近接する。左岸の住居跡群が位置する段丘端部と小川の比... -
考古学縄文時代中期
集落と竪穴住居跡
まず遺跡動態表を読み解きたい。この動態表はあえて前期末葉から後期前葉の時間幅を取り上げて、遺跡の存続(動態)を観察したものである。青で示した活動は、1~3時期の短い活動の遺跡である。中期初頭に着眼するならば、前期末から継続する9遺跡と中期... -
考古学縄文時代晩期
石製儀器の出土状況
右岸微高地に構築された円形の竪穴住居跡が機能停止した後、埋没過程において、火をたく行為に関わり儀礼用の道具が廃棄されたと推測される。その一群には、完全な形を残す石剣と破損した石剣、石冠、おいねずみ型石冠が出土した。有機質性の儀礼道具が存... -
考古学縄文時代中期
堂平遺跡の貯蔵穴(フラスコ状土坑)
ここでは堂平遺跡M12‐P27の記号を付したフラスコ状土坑の堆積土層を保存した。 新潟県で多く発見されているフラスコ状土坑は、幅狭い開口部と基底面で構成され、その基底面の中心に「子ピット」と呼ぶ土穴が掘られている特徴がある。出現期の小形のフラ... -
考古学縄文時代晩期
トチ塚の剥ぎ取りについて
湧水が流れる小川での暗渠工事の立会調査で、トチノキの実(内皮)を大量に含む堆積層が確認された。工事関係者のご理解とご協力から3日間の調査猶予を頂き、最大限の記録作業に集中した。調査は厳しい雨天環境下で、数人で進めるほかはなく、調査のほとん... -
考古学縄文時代中期
生業活動の背景にある精神世界
文明社会に住む我々が、土偶の本質を含む縄文人たちの精神世界を理解することは不可能である。しかし、世界の狩猟採集民族の思考などを便りに、その実態を垣間見る努力が認められるならば、語りを許していただきたい。まず、小林達雄が出土した遺物を観察... -
考古学縄文時代晩期
トチの実の利用と民俗事例
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考古学縄文時代中期
造形にみる心像世界
縄文文化を取り巻く自然界に「見えない何モノ」かが棲み、縄文人に様々な恵みや災いを与える。祖先と繋がる見えない仲間であると考え、その思考がよもやま話となり、親から子へ、孫へと伝わったとする考え方がある。 その「見えない何モノ」を粘土細工... -
考古学縄文時代晩期
晩期社会のモノの動き
大洞式土器文化の南端に位置する蒲原平野と信濃川で繋がる苗場山麓では、正面ヶ原A遺跡出土の土器相からの把握、大洞式土器文化圏の中に苗場山麓は無く、信州の佐野式土器文化圏の北端部に位置すると考えられる。さらに粗製土器の土器相から判断するな... -
考古学縄文時代中期
広場と墓域
縄文時代は、移動性の高い生活様式の時期と定住性が高い時期との2時期に大きく分けることができる。移動性の高い草創期から、前期前葉における縄文人の死者に対する弔いの考古学的事象は、少ない。縄文時代早期末と推定される事例が苗場山麓にある。それ... -
考古学縄文時代晩期
精神世界における【赤】の力
『朱』は水銀を主成分とする赤色顔料で、『天然朱』と『人造朱』がある。縄文・弥生時代では主に天然の辰砂が利用された。精製方法について、天然の辰砂は鉱石を磨り潰す選別工程によって、微細な粉体を抽出し得られる。 『ベンガラ』は、鉄を主成分と...

