考古学縄文時代– category –
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考古学縄文時代
縄文時代の生業
約14,000年続いた縄文時代は、幾度かの気候変動を経験してきた。すなわち、気候を背景に自然界の構造も変化し、その自然界への働き掛けとしての生業活動も地勢と複雑に関わり合いながら多様であった。 食料獲得も季節と深く関わる。獣の皮と肉を考える... -
考古学縄文時代
隆起線文系土器と石器群
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考古学縄文時代
根茎類の利用-民俗事例-
縄文時代中期の遺跡では、打製石斧という石器が多く出土する。この石器の用途は、 土堀具と想定され、多く出土する理由として、根茎類の利用が考えられている。縄文時代中期以前および中期以後には、この打製石斧の出土数は減少する。温暖な中期において... -
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爪形文土器・円孔文系土器
文様を施す手法のうち「刺す」所作・行為に伴う文様が「刺突文系土器」と考える。この刺突文系土器は、隆起線文系土器以前に帰属すると理解されている肥厚口縁系土器の口縁部に刺突が認められ、土器の遡源段階まで遡ることは知られているが、その系譜的つ... -
考古学縄文時代
沖ノ原遺跡のフラスコ状土坑
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考古学縄文時代
押圧縄文系土器
多縄文系土器群は押圧縄文土器段階を経て、回転縄文土器段階を迎えたと苗場山麓では捉えられる。その押圧縄文土器段階の標識資料が、津南町本ノ木遺跡であり、その一群を佐藤達夫は「本ノ木式土器」と呼称した(佐藤達夫:1971)。 本ノ木式土器は、隆... -
考古学縄文時代
フラスコ状土坑の利用・埋葬
フラスコ状土坑は、貯蔵穴として利用されたと考えられている。 コストをかけて、作った貯蔵穴を再度利用することもあったと考えられるが、別の用途に利用したことを二次利用と位置づけている。 二次利用の事例としては、廃棄場所や、埋葬場所としての... -
考古学縄文時代
押圧縄文系土器に伴う石器群
隆起線文系土器群後半期の石器構成は、北林C遺跡と胴抜原B遺跡の石器組成を合せて概観することで、「相」を推測することができる。その「石器相」には久保寺南遺跡とは異なり、薄い木葉形尖頭器や石刃素材の石器、有溝砥石は欠落し、有舌尖頭器や局部磨... -
考古学縄文時代
縄文時代の埋葬
新潟県における縄文時代の埋葬事例の最古例は、苗場山麓の雨池A遺跡である。浅い土坑底面の一部に赤色塗彩と思われる痕跡があり、多くの石鏃と石匙が副葬されていた。報告書では、周辺出土土器から早期末と判断した。その後の石匙出土研究から前期中頃の... -
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回転縄文系土器
本ノ木式土器と室谷下層式土器を比較した場合、その型式学的距離がある。苗場山麓では、その間をどのように型式学的視点で埋めこむ資料を探索するかが当面の課題であった。現在でも、この間を埋めこむ資料群は皆無に近い。しかしながら、貝坂段丘面に立... -
考古学縄文時代
縄文時代の精神文化
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考古学縄文時代
縄文土器の文様変遷史

